
Q1. 昨年、「初音ミク」や「がくっぽいど」が大変話題になりましたが、それらに使われている ボーカロイドとはどういうものでしょう?
A1. ボーカロイドとは、ヤマハが開発した歌声合成技術および、その応用ソフトウェアです。音符と歌詞を入力するだけで歌声に変換することができます。つまり、歌手を呼ばなくても歌声を作り出すことができます。歌声の合成には、歌声ライブラリという、実際の歌手の声から取り出した歌声の断片を用います。この歌声ライブラリを変えることで「初音ミク」「がくっぽいど」等のさまざまな歌声を作り出すことができます。
ヤマハがソフトウェアをライセンスする形で、クリプトン・フューチャー・メディア(株)や(株)インターネットから「初音ミク」「がくっぽいど」などの商品が発売されています。
「ニコニコ動画」や“Youtube”には、これらの商品を使った作品が多数アップされています。
Q2. これまでPCソフトだけだったVOCALOIDが、ケータイサイト上からも合成出来るようになりましたが、VOCALODの生みの親としては、どのように感じましたか?
A2. 初めてケータイで合成してみたときは、あまりにも手軽に合成できたのでビックリしました。自分のケータイ上で、着うたや着メロとして直ぐに鳴らすことが出来るので、これはとても面白いと思いました!どこでもVOCALOIDを楽しめるようになったことはすばらしいことだと思います。家でも、通勤・通学の電車の中でも、休憩時間中でもいつでもVOCALOIDを楽しんでください。
Q3. では、その楽しさや、喜びを、今後はどういったユーザに伝えたいですか?
A3. これまで初音ミクやVOCALOIDは知っていたけれども、PCソフト版のVOCALOIDをまだ触ったことが無いという、ユーザの皆さんに是非楽しんでいただきたいですね!曲作りがよくわからなくても、歌詞を変えるだけで充分楽しめると思います。
Q4. 今後のNetVOCALOID(携帯展開、インターネット展開)に期待することは何ですか?
A4. いろいろな声で合成ができるようになっていって欲しいですね。それからもっとたくさんの人に使っていただきたいと思います。簡単な入力で手軽に曲作り(替え歌)を楽しむものだけでなく、本格的な曲作りも楽しめるようになればいいなと思います。それからネットにつながりさえすればどんなハードでもよいので、携帯電話だけでなく、ゲーム機やいろいろな方面に使われるようになればよいと思います。
Q5. 今後のVOCALOIDの展開についても、教えてください!
A5. もっともっと人間に近づけていきたいと思います。今のVOCALOIDは、これまでの歌声合成に比べてかなり人間に近づいたとは自負していますが、それでも人間の声の表現力にはかないません。表現力や音質にさらに磨きをかけて、人間の声と区別がつかないくらいに完成度を上げていきたいと思います。将来VOCALOIDがピアノのように「使われていて当たり前」になればいいなと思います。