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40mP feat. ギャラ子 / Warning! 配信記念インタビュー(前編)

90年代J-POP育ち!40mPの音楽制作のルーツとは?

■出会いは偶然に。ボカロPになったきっかけ。

いつごろからボーカロイドを使った楽曲制作をはじめられましたか?

処女作をあげたタイミングなんですけど、2008年の夏ですね。最初に1作めをあげたのが7月15日で、7月くらいにDTMマガジンの付録についていた試用版のソフトを使って2曲作って、その2曲をアップロードしたのが最初でした。

ボカロにはたまたま出会った感じですか?

そうですね。2008年になって、学生から就職して、社会人になって引っ越しとかもあったりして、自分の周りの環境が変わったんです。でも、音楽は社会人になっても続けていきたいと思っていたので、今までやったことがないことをやってみたいなと。ずっとインストの音楽をつくっていたんですが、歌ものの音楽を作ってみたいなと思って楽器屋にふらっと行った時にボーカロイドがあって。でまあ、ニコニコ動画とかをみて、ボカロの曲を聴いたりはしたことがあったので、ちょっと自分も始めてみようかなと思ったのがきっかけです。

インストをやられていたのが意外です。インストってどのようなものをやられていたんですか?

久石譲さんとか坂本龍一さんとか、ああいうサントラ系のものを。ピアノものが自分はずっと好きだったので、ピアノソロ曲みたいなものを作っていましたし、ちょっとオーケストレーションが入ったような曲も作ったりしてました。

■シンガーソングライターが好き。意外なルーツを公開!

ご自分で作詞作曲をされるようになったのは何歳くらいからですか?

高校受験の時にはもうやっていたのでたぶん14、15~6才からはやっていたんじゃないかと思います。

そのきっかけはなんですか?

家におもちゃのキーボードみたいなものがあって、それで久石譲さんとかジブリの曲を耳コピして弾いたりしていてやってるうちに、自分もなんか作れないかな?と思って遊びながら作曲を始めていったっていうのが…だからピアノ曲から作りはじめたんです。

久石譲さんのお名前が出ましたが。具体的に影響を受けたアーティストはいますか?

歌ものでは、ずーっとゆずが大好きだったんです。ゆずにはかなり影響を受けていると思います。

ゆずですか。確かにわかる感じがします。さわやかな感じが。ほかに何か、最近これいいかも?みたいな音楽はありますか?

うーん…(しばし考える)。最近じゃないですけど、サカナクションを聴いてからは、こういう要素も自分のボカロ曲に取り込んでいこうかなとかって思って、結構作風に影響されたかもしれません。ロックとダンスチューンが融合したような感じを取り入れていきたいなって。

ほかにどういう音楽を聴いて、今のようなさわやかな作風になったんでしょうか。気になります。

90年代から2000年代のまさにJ-POPっていう曲ばかりを聴いて育ったんです。アクの強いものに触れてないから、今自分がやっている音楽ってあまりそういう要素がないんだと思います。王道のものばっかりで作り上げられたというか。

なるほど。90年代J-POPが軸にあるんですね。

そうですね。あと、シンガーソングライター系の人たちが好きで。aikoさんとかYUIさんとか秦基博さんとか。自分で作って自分で弾きながら歌うというスタイルが。ボカロとはちょっと違うというか、正反対にあるかもしれないんですけど。

ゆずもそういうスタイルですよね。

はい。近いですね。そういう要素がボカロ曲でありながら入っているという。

もしかして、昔ストリートライブとかやってましたか?

いや。ええっと、やろうとして断念した感じです(笑)。

やろうとして、ですか。断念した理由はどうしてですか?

僕、ぜんぜん声が大きくなくって。でもストリートライブは声量命じゃないですか。あ、これもう全然かなわないなと思ってあきらめました(笑)。

新しいことへの挑戦!40mP feat. ギャラ子 / Warning! 制作秘話

■「平然と毒を飲む覚悟はあるか?」尖った歌詞に秘められた意味

さて、7月29日に、40mP feat. ギャラ子 / Warning! の配信がスタートします。この曲についてや、ギャラ子をお使いいただいた感想をお願いします!

「Warning!」はギャラ子を使うのが初めてで、ギャラ子に対する前知識がなにもなかったので、とにかく入り込むために情報収集をしました。あまり普段自分はそういうことをしないんですけど、まず、声の持ち主である柴咲コウさんの曲を聴き漁って、こういう音域で歌われる方なんだ、とか、こういう歌詞を書く方なんだ、それだったらこういう曲かな?っていうのをバーンとあてこんでいったんですね。音域も、完全に柴咲コウさんの、あまり高くない、わりと歌いやすい音域のところで作った感じです。

これもサビのメロディーと歌詞がパッとあってひろがった感じですか?

そうですね。まずサビのフレーズが出てきて。

40mさんの歌詞の中では斬新だなと思ったんですが。

そうですね。僕のなかでは結構尖った部類の曲だと思います。あんまり使わないフレーズを当てはめていったかな、っていう。

単語ひとつひとつが尖ってますよね。いままでの作品はポジティブな言葉を歌詞に使われていた印象ですが。

そうですね。「毒を飲む」とかそういう言葉はまったく今まで絶対でてこなかったので。問いかけるような。自分の中の弱い部分に対して、それでいいのかみたいな感じで、どんどん前に前に行く感じの、攻める感じの曲を書いたかなと。まあ、ギャラ子を使うこと自体が初めてだったし、ギャラ子がバンブラに初めて登場することも含めて新しいことへの挑戦だと思って、今までとは違うちょっと攻める感じの曲を作ろうかなと思って仕上げました。

この曲の中で一番お気に入りの部分はどこですか?

お気に入りの部分は…2番のAメロに出てくる「平然と毒を飲む覚悟はあるか」ってところは自分は好きですね。絶対今まで自分の曲で出てこないので。

ギャラ子を使ってみた感想はいかがでしたか?

めちゃめちゃ使いやすかったです。

「Warning!」でお使いになったのはギャラ子REDでしょうか?

REDです。どちらにも歌わせてみて、どっちもハマったんですけど、「いかに柴咲コウさんに近づけるか」っていう観点でつくったので、より柴咲さんぽいのはREDのほうだなて思って、最終的に選んだ感じですね。ボカロは結構キャラクターによって使い手との相性がかなり変わってくると思うんですけど、僕的にはすごい素直に歌わせられるなっていう印象でした。今回は結構攻めるアップテンポな曲だったんですけど、たぶんバラードとかだとBLUEのほうがしっとり歌わせられるかな?と思います。

そうなんです。REDはアップテンポむき、BLUEはしっとりした曲むきなんです。

ちゃんと速いフレーズの節回しとかも違和感なく聴き取れるし、僕は、さっき言ったように、ほぼベタ打ちでピアノロールの中で調教していくだけなんですけど、それだけでちゃんと歌ってくれるなあっていう印象でした。

※40mPさんインタビュー後編では制作環境やこれからの活動についてのお話をお伺いいたしました。
8月中旬の公開を予定しております。お楽しみに!
 
 

40mPさんよりVOCALOID SHOPをご覧のみなさんへメッセージをいただきました!

40mP プロフィール

主にVOCALOIDの初音ミク、Megpoidをボーカルに用いた楽曲を発表。 「トリノコシティ」、「からくりピエロ」、「キリトリセン」等の代表曲がある。 シンガーソングライターとしてはイナメトオル名義で活躍中。

40mP・イナメトオル 公式サイト
40mPさん

40mP feat.ギャラ子 / Warning! 2015年7月29日(水)各配信サイトにて一斉配信スタート!

「Warning!」ジャケット画像

世界に向けた警笛!

柴咲コウのボーカロイド『galaco(ギャラ子)』を使用した ストレートなロック・チューン!オリジナル MV は、YouTube にて10万再生突破!!

※ニンテンドー3DS ソフト「大合奏!バンドブラザースP」有料コンテンツ VOCALOID “ギャラ子” 収録曲

40mPさんインタビュー(後編)公開!

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